まだまだ花巻の旅はつづきます。
新花巻駅付近には、
宮沢賢治記念館と
宮沢賢治童話村とが道を挟んで隣接してあります。
わたし達は童話村の方に行ってみました。
童話村、本日で2回目~。
しかも、今回と同じメンバーです。
花巻温泉に泊まりに来た時に寄ったのでした。
久々の童話村にはこんな“汽車”が走ってました。
もちろん宮沢賢治だから「銀河鉄道」ってことよね。
乗り場が入り口付近にあって、人がたくさんベンチに座って待ってるなーと思ったら、この乗り物に乗るためだったのね。
緑地がキレイなので、乗り物に乗らず、散歩するのも良いです。
もちろん乗ってきましたよ、わたし達も。
人がたくさん待っていたので、父なんて若いカップルの隣に邪魔するように乗らされてました(わたしじゃなくて良かったよ)。
終点は
賢治の学校です。
賢治の学校は前にもあったので、さらーっと流した風に見ましたが。
賢治の童話のファンタジーな雰囲気に浸れるミュージアムです。
ぜひ、時間をかけてじーっくり雰囲気を感じて、楽しんで観ることをオススメします。
わたし達みたいに駆け足でダダっと流してはいけませんよ~。
林側にログハウスの
賢治の教室があります。
パッと見宿泊施設な感じだったので、「何があるんだろう?」と思ったのですが、中は賢治の童話の世界をモチーフにした展示物のある展示室なのでした。
子供の頃にはよく触れた賢治の童話でしたが、大人になっては読む機会がなくて童話の細かなところをあまり覚えてません。
童話を隅々まで読んで覚えてたら展示物ももっと面白く見れただろうなあ。
ちなみにわたしが好きな賢治の童話は「注文の多い料理店」です。
食い意地の張った子供だったので、食べ物に関する物語が無条件に好きだったみたいです。
この本、食べられちゃう(正確には食べられそうになる)のは人間の方で、お料理は全く出てこないんですけどねえ~。
そういえば、高校生の頃、農業系の高校だった縁もあって、花巻農業高校に行ったことがありました。
花巻農業高校には賢治が農業指導を行った
羅須地人協会の建物が移築されて建っています。
建物に入った時の印象ですが、天井が低いな~という印象でした。
そして何もかも小っちゃいなーと。
わたしがデカイというのもあるとは思いますが、とても”こじんまり”という印象が強かったのです。
でも何か落ち着くような“こじんまり”でした。
古い家は好きなので。
宮沢賢治記念館も良いです。
童話村がお子様連れなら、こちらは大人向けです。
奇しくも今日9月21日は賢治の命日です。