12月の前半はこまごまと盛りだくさんでした。
12月始めは祖父の命日で、毎年叔母、叔父が集まるのが恒例です。
今年はですね、日頃の感謝に御礼をということも含めまして、温泉へ皆を招待しました。
場所は、奥州市前沢区の
前沢温泉舞鶴の湯です。
個室をとりまして、ゆっ~くりしました。
総勢11名。ちびっ子も合わせると14名。
父の弟妹全員が都合良く集まり大賑わいとなりました。
なかなか全員集まるのは難しいのですが、じいちゃんのお陰で皆集まれて良かったなと思いました。
そうそう、舞鶴の湯は食事が安くてけっこう美味しいです。
舞鶴うどん(800円)
冬季限定です。

いくら丼セット(700円)
700円はお得でしょー。

これは、前沢牛の柳川風だそうな。
この後、
KOZENJI cafeに寄ったのですが、お休みでしたー。

ああ、確か定休日じゃなかったはずなのに・・・・・。
せっかく来たのにたまたま休みだったってこと前にもあったし、他の店でも・・・・・・・・よくあります。
負で、残念なオーラ発動しましたか!?

ああああ、それはそうと大勢を引き連れてきたのですが、皆に紹介できなくてほんと残念でした。
そして、次の日、
藤沢町の「あいまき」へ行きました。
で、その帰りちょっと時間があったので、大籠の
「大籠キリシタン公園」に寄ってみたんです。
したら、助手席にいた従妹が何かを見つけ絶叫してるのね。
「あんなの誰が登るの!?」って。
え?なに?
見ると、はるか高っか~い上の方まで階段が伸びてるんですね。
この階段は
「クルス館」へと続く約300段の階段なんですけど、写真でわかるかなー?
ものすごく急な階段なんです。
これは下から撮った写真です。
正面から見ると
「壁」です。
見るからに「登頂できるのか!!??」というような不安がよぎりましたが、果敢にも私たちはアタックしました!
・・・・・・・・・・・・・が、完敗いたしました。
あともう少しというところで、わたしと叔母はなだらかな道にエスケープ。
もうね、腿があがらないのよー。
「なんの修行なのー」とあまりのことに笑いがとまりませんでした。
すごいよね、従妹だけはちびっ子抱っこしながら、全部登りきったもの。
登りきった景色がこれです。
けっこう高いのです。
ところで、クルス館ですが、キリスト像があり、いわばお祈りする場所のようになっているようでした。
私たち(いや、わたしだけか?)のように、階段の面白さにはしゃいで登っている人はいないようで、一言書くノートにはみな「素晴らしいところです」というようなことしか書いてありませんでした。
はしゃいで登るのは不謹慎ですのでやめましょうねえ(反省)。
ほんとにまじめなことを書きますと、クルス館の中は静寂さが漂い神聖さも感じます。
一人静かに悩み事を吐露し、祈る場所にふさわしい場所だなと思いました。
あ、そうそう
資料館の方の話しも。
昔から大籠は隠れキリシタンの里と知っていましたが、資料館をのぞいてみると知らないことの方がたくさんで壮絶な過去がこの地にはあったんだなあとようやく実感できました。
キリスト教信者というだけで処刑された当時の信者が気の毒です。
またそれだけにとどまらず、殉教した信者の何代も後の子孫にまで監視の目があったり、今でも大変なことが多いけれども、今は自由がたくさんあるし、平和なんだなあと思いました。
あとですね、資料館で出して頂いたお茶、おもてなしの心遣いも一緒に暖かく頂きました。